T-01A/購入レビュー/25 T-01A の iPhone 化にチャレンジ! - T-01A/TG01 ドコモ 東芝

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T-01A/購入レビュー/25 T-01A の iPhone 化にチャレンジ!

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T-01A 標準の UI「スプライトメニュー」

Windowsケータイの良い所はいろいろとあるが、個人的に気に入っているのはやはり UI (ユーザーインターフェース) や、そこに表示する情報を自分好みに変更できるところ。後発の iPhone や Android もそれぞれ UI の良さはあると思うのだが、やはり UI 変更の自由度においてはいまだ Windows Mobile に利があると感じている。今回は、そんな自由度の高い Windowsケータイ「T-01A」で、どこまで iPhone の UI に近づけるのかという、ちょっと変わったテーマにチャレンジしてみたい。

手軽に UI を iPhone 風に変更 - Winterface

Windowsケータイを iPhone 風に変えるアプリに関しては幾つか存在するのだが、今のところ最も手軽に変えられるのは、VITO Technologies 社がリリースしている「Winterface」だろう。

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Winterface で T-01A の UI が iPhone 風に

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こちらは iPhone のホーム画面 (iPhone OS 3.0)

Winterface は 19.99 ドルのシェアウェアだが、完成度はなかなか高く、お値段分の価値は十分にある。アイコンのデザインなどはあまり iPhone ぽくないが、基本的には同じようなもの (Spotlight は無いけど、端末内を串刺しする検索アイコンは一応あるし) 。アイコンの入れ替えの際にアイコン右上に「×」ボタンが表示されてプルプルと震える、メールの未読分がアイコン右上に赤丸 & 白抜き数字で表示されるなど、かなり iPhone の UI を研究して作られている様子がうかがえる。

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起動中のアプリを終了できるタスクマネージャ画面

画面にはアプリ以外にも設定やお気に入り、ファイル、連絡先なども登録できる。よく使うファイルにエクスプローラを立ち上げることなくアクセスできるので、エクセルをお小遣い帳代わりにしている筆者は便利に使わせてもらっている。また、マルチタスクの Windows Mobile ならではの機能として、起動中のアプリを終了させることも可能となっている。

ちなみに、今年の 6 月 30 日までの期間で、VITO Technologies と shareEDGE が Winterface のスキンデザインコンテストを開催していた。こちらのコンテストの最優良作品は今夏リリース予定の Winterfece 次期バージョンで採用され、応募作品もダウンロードできるようになるとのことで、非常に楽しみだ。

同様の UI 変更ソフトとしては「iTask」というものも存在する。こちらは海外の開発者向けフォーラムで公開されているものだが (ダウンロードにはフォーラムのユーザー登録が必要) 、アイコンなどの外観はかなり本家 iPhone に近くなっている (Winterface と比べると少々とっつきが悪く、安定性もいまひとつなので、試して見る方はご注意を) 。このほかにも、「iSwish」というアプリもあったのだが、諸事情によって現在は入手できなくなっている。このアプリは非常に完成度が高く、何と iPhone 向けのテーマを使うことすらできたそうなので非常に残念だ。

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見た目が iPhone そっくりな「iTask」

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スリープ状態からの復帰も iPhone 風に - S2U2

とりあえず、Winterface を使えば iPhone 風な UI を再現できることはわかった。「でももうちょっと iPhone 風にしたいなあ」という方にお薦めしたいのが、「S2U2 (Slide 2 Unlock 2)」というアプリケーションだ。iPhone ではスリープによって本体がロックされた状態を解除 (アンロック) するために、解除画面でボタンのスライド操作を行う必要があるのだが、このアプリはそれを再現するためのものだ。

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S2U2 のロック解除画面

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こちらは S2U2 の設定画面 (日本語化済)

S2U2 導入後にスリープ状態に入るとタッチパネルや各種ボタンがロックされ、電源ボタンを押した場合のみロック解除のための画面が表示される。ロック状態に入るまでの時間は細かく設定可能で、解除画面ではタスクやスケジュール、未読メール、MMS、今日の天気 (天気情報を取得するアプリが必要) などが表示できる。また、解除のためのパスワード (数字 4 けた) を設定することも可能だ。このほかにもスタイラスを指すとロック、抜くとアンロック (HTC Diamond / Pro のみ) するなど、本家以上に豊富な機能が用意されている。

実は前述の Winterface にもスライド操作によるスリープ解除機能はあるのだが、非常に簡易なもので細かな設定はできない。Winterface とこの S2U2 は同居させても問題ないので、組み合わせて使うのも良いだろう。

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連絡先も iPhone 風に - iPhBook、Touch Contact for Windows Mobile

ここまでやったのなら連絡先も iPhone 化したいもの。ということで、連絡先を iPhone 風に変えてしまうアプリ「iPhBook (あいふぉんぶっく)」も紹介しておこう。

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左が iPhBook 、右が iPhone の連絡先の画面だ

「iPhBook (あいふぉんぶっく)」は、その名称を見ればわかるとおり、連絡先データを iPhone 風の UI で使用できるアプリだ。iPhone 同様、指によるスムーズスクロールで連絡先を検索することが可能で、電話や SMS、メールの送信はもちろん、GoogleMaps検索までできてしまう。

同様に連絡先を iPhone 風に変えるアプリとしては、以前「iSContact」の名称で公開されていたチェルキンスキー・ソフトウェアの「Touch Contact for Windows Mobile」(シェアウェア) もなかなか評価が高いようだ。こちらは T-01A で最新バージョンの 2.1.0 を使用する際に「斜め線、またはZ字に描画が歪む」「タッチポイントがずれる」という現象が報告されているようだが、実用上大きな問題ではないとのこと。

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速いと評判のフリック入力を T-01A で - touchkeysip & gesture10key

T-01A を使っていて、ちょっとだけ残念に感じるのが、キーボードレスのために素早い文字入力が難しいということ。標準搭載のソフトウェアキーボードもよくできてはいるのだが、やはり QWERTY キーを搭載している Windowsケータイに比べると入力に時間が掛かる。

iPhone もキーボードレスという点は T-01A と同じだが、こちらはテンキーを使った高速な文字入力が可能な「フリック入力」というものが用意されている。このフリック入力方式を T-01A でも可能にしてくれるのが、「フルパワー全開 WindowsCE のページ」で公開されている「touchkeysip」と、「gesture10key」の組み合わせだ。

touchkeysip はいわゆる SIP(ソフトウエア入力パネル) で、別途スクリプトやパネルの画像データを用意することでさまざまな入力パネルを実現できる。一方の gesture10key は、この touchkeysip 専用のスクリプトで、touchkeysip と組み合わせることでジェスチャによる文字入力が可能になる (ガイドメニューによる入力や連打による入力には非対応) 。標準でフリック入力が実装されている iPhone と違って導入には若干手間が掛かるが、入力パネルのデザインや動作設定など細かなカスタマイズが可能で、自分に合ったものを選べるのが何よりの魅力だ (gesture10key は有志による改造版が多数リリースされている) 。

参考までに、「な行」の「ね」という文字を入力したい場合、普通の文字入力とフリック入力ではこんな風な違いが出てくる、というのを紹介しておこう。左が T-01A で動作している touchkeysip+gesture10key改造版の入力パネルで、右が比較のために撮影した iPhone 用入力パネルだ。

テンキーで「ね」を入力する場合

  • テンキー連打による文字入力 (※一般的なケータイの入力方式。gesture10key では非対応)
  1. 「な」を押す
  2. 「な」をもう1回押す (「に」を表示)
  3. 「な」をさらに1回押す (「ぬ」を表示)
  4. 「な」をも一つ押す (「ね」を表示)
  5. 入力完了
  • テンキー長押しからの入力
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  1. 「な」を長押し
  2. 「な」の左に「に」、上に「ぬ」、右に「ね」、下に「の」と表示されるので「ね」の方向にスライド
  3. 入力完了
  • フリック入力
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  1. 「あ」の上に指を乗せ、そのまま指を上記の「ね」の方向 (右) にスライド
  2. 入力完了

とまあ、こんな感じだ。実際にはここに辞書の候補選択なども入ってくるので、あらゆる条件においてこれだけの差が出るわけではないだろうが、何はともあれフリック入力が実に効率的な入力方法であることが良く分かるだろう。

ボタンを押した際にどちらに入力したい文字が出るのかを感覚的につかむのに (法則が分かっていても) ちょっとだけ時間が掛かるが、「慣れてしまえばキーボードにも負けない!」という声が各所から聞こえてくるのも、これならうなずける。極めればさすがにキーボードの方が高速だが、一度もキーボードに触れたことが無い人がキーボードでタッチタイプできるようになる時間と、このフリック入力をマスターする時間を比べれば、フリック入力をマスターする方が圧倒的に早いと思われるし、パソコンよりもケータイで文字を入力することに慣れている若い世代なら、なおのことこちらの方がなじみやすいだろう。

実際に「touchkeysip」と「gesture10key」でどこまで高速な文字入力が可能なのかを動画でお見せしたいところなのだが、ケータイより PC のキーボードを使う時間が長く、QWERY キーボード大好きな筆者ではそこまで速く入力できないので、WILLCOM 03 ユーザーの方が YouTube で公開している動画を参考までに紹介しておこう。

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Last-modified: Thu, 15 Mar 2012 06:06:02 JST (2077d)